うつ奮闘記

うつ病かも?と思ったら、うつ病療養中の僕が贈りたいアドバイス

こんにちは、サワタリタツヤです。

うつ病を発症し休職する2,3ヶ月前から身体は疲れているのに、夜に眠れない・朝になるとソワソワするなど、少し疲れているのかな…程度でしたが、これが“うつ病の精神的な初期症状”だと病院に行って初めてわかりました。

精神的症状を疲れていると思い込み放置した結果、体調に異変が起きて初めて“自分がうつ病かも”と考えるように。

今でも「もう少し早めに自分の心と身体の状態を把握していれば…」と、ふと思ったりします。

うつ病経験者として「うつ病かもしれない…」と少しでも思い当たるアナタへ、治療を始める前に知ってほしいことやアドバイスをまとめました。

うつ病ってなに?

うつ病は誰でも発症する可能性がある

以前の僕は「うつ病ってよく耳にするし大変そうだな…」程度で、他人事としか考えられませんでした。

でも、いざ自分がうつ病と診断された時は「まさか自分が…」と診断結果をスグには受け入れられなかった。

厚生労働省の調査によると、今までの人生でうつ病にかかった事のある人は15人に1人もいるそうです。 引用元:厚生労働省 うつ病とは

病院で診察していない人も含めるとうつ状態に当てはまる人の割合はもっと増えると思います。

ストレスが多いと言われる現代社会で、うつ病は些細な事がキッカケで誰しもが患う可能性がある病気です。

うつ病の主な症状

精神的な症状

僕が心療内科を受診する前に感じた精神状態の変化です。

僕が感じた精神的な症状の一覧

  • 気分が憂鬱 
  • 何も楽しく感じない
  • ソワソワして落ちつかない 
  • 何に対してもやる気が出ない
  • 以前は好きなことに興味がなくなった
  • 自分を否定し責め続ける

僕は精神的なサインを「疲れているから…」と見て見ぬふりをした結果、身体的な症状にまで異変が出るようになりました。

もしアナタが以前とは異なる精神的な違和感を感じているなら、“今より症状を悪化させないために、原因を見つけた上で環境の改善”が必要です。

身体的な症状

うつ病は精神的な症状に襲われるイメージがありますが、症状が酷くなると身体的にも異変が起こり始めます。

下記の様な症状が感じられるのであれば注意が必要です。

身体的な症状の一覧

  • 食欲がない
  • 慢性的な睡眠不足
  • 体がだるい、疲れやすい
  • 性欲がない
  • 頭痛、肩こり
  • 動悸が激しくなる
  • 胃の不快感(吐き気)
  • 体重の減少
  • 呼吸がしずらくなる など…

食欲がなかったり、身体がだるいといった倦怠感は普段でも感じたりしますが、このような症状が長引いて一向に治まる気配が無ければ一度、病院へ行くことをオススメします。(病院=すぐに投薬と言うわけでは無く、一度自分の症状を確認するという理由です)

普段は「仕事が忙しくて病院なんか行ってられないよ…」という方も多いと思いますが、身体からのサインを放っておくと更に症状を悪化させかねません。

うつ病と診断された僕が、症状を良くするためにしたことはコチラを

うつ病の症状で「何もできない」と苦しんでいるアナタに知ってほしいこと ...

うつ病の原因を見つける

些細なことが原因でも、うつ病は発症する

 うつ病の症状がでる原因はハッキリとは解明されていませんが、ストレスや身体の病気、環境の変化など様々な要因で発病すると考えられているそうです。

うつ病の原因を考えると、思い浮かぶのは“ストレス”が一般的だと思いますが、このストレスにも4つの種類があります。

4つのストレス

  • 精神的ストレス(嫌だなと思うこと)
  • 構造的ストレス(体のゆがみ、姿勢の悪さ)
  • 化学的ストレス(栄養の過不足)
  • 温度・湿度のストレス(気温・湿度の高い低いなど)

僕とアナタの環境や考え方が違うように、同じ出来事でもストレス耐性は個人差がありますので、一概に「これが原因だ!」とは言えません。

ですが上記4つから、アナタの日常生活で負担になったり不快に思っていることが、精神的・身体的症状を引き起こしている要因の1つという可能性があります。

原因がある限りは、病院に行っても投薬治療をしようとも、思ったように症状が改善されないことから更に焦りを生みます。

僕の場合は“転職による環境の変化”にくわえ「頑張らないと!結果を出さないと!」と周囲の目を常に気にしながら自分を追い込み続けた“過度の緊張状態の継続”によるものでした。

ストレスは何も大きな出来事だけでなく、プレッシャーや辛いといった小さなストレスが長期継続的に続いたりと様々なことが引き金となり、うつ病になる可能性は充分にあります。

今抱えている症状で焦る気持ちはわかりますが、一度落ち着き自分が受けているストレスを見つけて対処することが今の最善策となります。

病院には行ったほうが良いの?

薬を飲むことだけが治療ではない

診療内科と聞くと、まだまだ抵抗がある方が多いかと思いますが、自分1人で頑張れることにも限界があり、間違った知識での対処が更に症状を悪化させかねません。

病院に行くと、すぐに投薬治療が開始される訳ではなく、問診票によるチェック・カウンセラーによるカウンセリングなど、薬以外での症状改善も視野に入れて“今のアナタの状態を確認”してくれます。

カウンセリングを受けることが、自分でも気づきにくいストレスの原因を見つける有効な手段となりますので、不安がらずに「カウンセリングだけでも…」と楽な気持ちで病院での受診をオススメします。

病院を探す

僕自身も心療内科に行く前は不安がありましたが、インターネットで検索をかけ自宅近隣で何件か病院を探して、評判が良さそうな医院を選んだので安心して診断を受けることができました。

カウンセラーの方が常駐していない病院もあるかと思いますので、病院へ行く前に電話で確認をすると良いでしょう。

病院検索のここカラダにて近くの病院・心療内科を検索できます。

さらに病院の名前が分かったら、病院名で検索をかけると大体は評判なども書かれていますので参考にしながら、先ずは自分が安心して行けそうな医院を探してみることから始めてみましょう。

まとめ

焦らず今の自分の状態をしっかり確認してほしい

もしアナタが「うつ病かもしれない…」と思ったら、今より症状が悪化しないように落ち着いて普段の生活の中にある原因を探してください。

そして、自分1人で出来ることには限界があります。

カウンセリングで原因を探す手助けをしてもらったり、必要に応じて投薬治療といったように、医師やカウンセラーとしっかり相談しながら一つひとつ治療と改善をしていきましょう。

「まさか自分が、うつ病?」と大きな不安に襲われると思いますが、先ずは“今の自分の心と身体の状態と向き合い”最適な治療や環境改善を行うことが症状を良くするための一歩です。

心も身体も健康に焦らず1つずつ、サワタリタツヤでした。

うつ病で休職してから退職した理由、気持ちの整理とお金のこと ...
うつ病の僕が「症状を良くする為にした」たった1つのこと ...
ABOUT ME
サワタリ タツヤ
うつ病をキッカケに退職 →自分らしい豊かな生き方を模索するデザイナー。"自分のためにが誰かのために"をモットーにブログを運営しています。

POSTED COMMENT

  1. アニバーサリー より:

    今うつと不安障害です
    自分から変な癖をつくりだしたり
    仕事にも行けなくなり
    死にたい気持ちです

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